9月は暑い日が多かったように思います。
毎年「こんなに暑かったっけ?」と思いながら過ごしているような…
皆様、お使いのパソコンに問題は発生していませんか??
今回は、パソコン内部の温度について少し。
「CPUやGPUを熱源にして目玉焼きを作る」という、冗談のような話があります。
これは決して冗談ではなく、製品によっては可能となる、つまり、CPUやGPUは、それだけの熱源になるということなんです。
温度が一定を超えると、パソコンは熱暴走というものを起こします。
また、熱暴走が起きなくとも、熱が各部品に与える影響は大きく、動作不安定や部品(パーツ)の寿命を著しく低下させる可能性があります。
CPUやGPUには、一般的にクーラーと呼ばれる放熱板とファンが一体化したものが装着されています。
発生した熱を放熱板が吸収して、その放熱板をファンで冷やすことで、一定の温度以下に調整しています。
※一部には放熱板のみを使用していたり、水冷方式で冷やすなど、特殊なケースも存在します。
それとは別に、パソコン内部に熱がこもらないように、風の通り道を作ってあげる必要があります。
吸排気をファンで行い、パソコン内部全体の温度が一定以上にならないようにしています。
パソコンケースや内部の構造、使用するCPUやGPUやPSUなど、様々な条件によって最適な冷却をおこなうことが重要となります。