フルイメージバックアップ

Windows7、Windows8.1をご使用中の方。
中には、Windows10へアップグレードしたいなと思っている方もおられるのではないでしょうか??

Windows10へのアップグレードが成功すればいいのですが、アップグレード中に失敗するケースもあるようです。
アップグレードが失敗した場合、リストア領域やリストアディスクを用いて、以前の状態に戻す必要があります。

但し、プログラムやデータは消えてしまったり、欠損してしまう可能性が高いです。

また、Windows10にしたものの、使いにくかったり、必要なソフトウェアが動かないなどの理由で、元のOSに戻したいこともあるでしょう。
アップグレード後、30日間は元のOSに戻すことができますが、それ以降は、元に戻せなくなります。
元のOSに戻したとしても、うまく動作しなかったり、プログラムやファイルの欠損があったりで、結局、リストアをしないといけなくなることもあるようです。

では、どうすればいいのでしょう。

大切なファイルはバックアップを取得しておくことが必要です。
そして、お勧めしたのが「フルイメージバックアップの取得」です。

簡単に言うとOSもプログラムもファイルも関係なく、ハードディスクの内容を全てバックアップするんです。
当然、使用領域のみのバックアップですから、未使用領域は対象外ですし、圧縮しながらバックアップしますので、実容量よりコンパクトになります。

Windows10にアップグレードする前のOSで、このフルイメージバックアップを実施しておけば、元の状態へと簡単に戻すことが可能です。
また、Windows10のフルイメージバックアップを取得しておき、元のOSに戻すことで、無償アップグレード期間を気にせずに、以前のOSを使用することが可能です。

フルイメージバックアップを取得するには、専用のソフトウェアが必要になります。
個人使用(業務で使用するパソコンは不可)であれば無償のものもありますし、業務で使用しているパソコンや信頼性を求めるのであれば6,000円程度で購入する必要があります。
あとは、イメージを取得するためのハードディスクがあればベストです。
USBメモリやDVD-Rなどの使用も可能ですが、イメージ容量が多いのであれば、ハードディスクの使用をお勧めします。

イメージバックアップの取得に関する御相談や、作業も承っております。
また、Windows10へのアップグレードに関する御相談や、作業も承っております。
お気軽に、お問い合わせください。

「重要」Windows10への強制アップグレード

Windows7、Windows8.1をご使用中の皆様へ。

Windows 7、Windows8.1には、Windows10への「無償アップグレード権」があり、今までは、自身で権利を行使することができました。
しかし、2月2日にアメリカのMicrosoft社は「Windows 7」および「Windows 8.1」の「Windows Update」で、これまで「オプションの更新プログラム」としていたWindows10へのアップグレードをサポートする関連更新プログラムを「推奨される更新プログラム」に昇格させました。
ちなみに、この変更は昨年10月に予告をされていました。

つまり、どういうことか??
「Windows Update」の「設定の変更」画面で
更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)
が選択されており、かつ
推奨される更新プログラムについても重要な更新プログラムと同様に通知する
のチェックが入っていると、自動的にWindows10へのアップグレードインストールが開始されてしまいます。

Windows10自体は、それなりに使いやすいOSで、特にWindows8.1ユーザーにはお勧めできるものです。

しかし。

メーカー製パソコンでは、ドライバなどの更新タイミングの指示があったりします。
また、ソフトウェア、周辺機器がWindows10に非対応の場合があります。

Windows10から以前のOSへダウングレードするには、Windows10へのアップグレード後「30日以内」という制限があります。
※30日を超えると、以前のOSを格納している場所が削除されてしまいます。

また、ダウングレードによるトラブルも多くあるようです。
※ファイルが強制的にリネームされたり、プログラムが正常に動作しないなど。

とは言え。
2016年7月29日にWindows10の無償アップグレードは終了予定で、その後は有償対応になる可能性があります。
つまり、Windows10に無償でアップグレードするには期限があることも事実です。

安全に、且つ、以前のWindowsへ「確実に」戻す方法があるんです。
明日は、その具体例をお話します。

尚、Windows10への強制アップグレードを回避する方法もございます。
詳しくは、お問い合わせください。

ICT EXPO

今日は朝から大阪にいます。

いつもお世話になっている卸の会社から展示会とセミナーのご招待を受けたので、そちらに行っております。

個人が扱う機器は、家電量販店などで見ることができるのですが、ビジネスで取り扱う機器は、そういう訳にもいきません。
そういった各メーカーが一同に介し、様々なソリューションを体感したり、製品の説明を聞けたりする貴重な場所です。

また、セミナーも用意されており「ITの今」を知ることができます。
今回のセミナーは「マイナンバー」に関連したものが多く、弊社でも関心を寄せています。

有意義な時間にしたいと思っています。

2段階認証

スマートフォンやタブレットで、何かしらのアプリ(Facebookなど)を使っているとします。
パソコンでアクセスしようとしてIDとパスワードを入れると「認証してください」などというアナウンスが出て、スマートフォンやタブレットを使って番号などを取得し、それを入力すると使えるようになったという経験がある方はいらっしゃいませんか??

IDとパスワードでログインして、さらに、何かしらの手段で本人確認を行うことを「2段階認証」といいます。

2段階認証とは、主になりすましや不正アクセスを防止するためにおこないます。
一定時間で認証キーが変更になるものが多く、たとえ、認証キーを知られたとしても、その認証キーを使えなくする仕組みなどが取り入れられています。

なりすましや不正アクセスなどの危険性を分かっていながら、その対策が面倒で行われていない方が多いのも実状です。

ご自身の情報は、ご自身で守る。
便利な世の中だからこそ、改めて情報の重要性をお考えいただければと思います。

iOSのSafari(不具合情報)

1月27日の18時ごろ。

弊社代表がiPhone6PlusのSafari(ウェブブラウザソフト、インターネット閲覧ソフト)を使用していると、突然、終了してしまう事態に陥りました。
SafariのアドレスバーをタップするとSafariが強制終了してしまうようです。

なんでか??
と、思っていると、どうやら世界中で同様の報告が相次いでいるようで、原因はSafariのバグかもしくはアップル側の不具合なのかなと思っています。

この現象を回避するには、「設定>Safari」から「Safari検索候補」をオフにするといいようです。
但し、iTunes、AppStore、位置情報からの検索サジェストは利用できなくなります。

現状、Safariのみで発生している事象ですので、ChromeやSleipnir、ドルフィンブラウザなど、他のウェブブラウザソフトを使用されることもアリです。

簡易スキャンと完全スキャン

簡易スキャンと完全スキャン
クイックスキャンとフルスキャン

言い方は様々ですが、ウィルス対策ソフトでウィルスチェックを行う方法の種類です。
ウィルス対策ソフトによってマチマチですが、基本的に下記のような違いがあります。

簡易スキャン
OS起動時に読み込まれるプログラム、システムメモリ、ブートセクターをスキャンします。

完全スキャン
システム全体(プログラム、システムメモリ、ブートセクター、システム復元ファイル、メール、ハードディスクドライブ、リムーバブルディスクドライブ、ネットワークドライブなど)をチェックするスキャンです。

簡易スキャンでは一部のマルウェアが見逃される可能性があります。
一方、完全スキャンは時間がかかり、OSリソースも多く消費しますが、既知のウイルスをすべて検知します。

出来れば、完全スキャンを週に1回行うことをお勧めします。夜間など、自分の都合の良いときにスキャン実行時間を設定できます。

また、パターンファイルや定義データベースを定期的に更新することをお忘れなきようにお願いします。
現在知られているウイルスをすべて検知するには、最新のパターンファイルや定義データベースが必要です。

ウィルス対策ソフトはインストールしただけでは不完全です。
適切な設定と、定期的なスキャンを行ってこそのウィルス対策ソフトなのです。

攻殻機動隊とセキュリティ

攻殻機動隊とセキュリティ

1位:123456
2位:password
3位:12345678
4位:qwerty
5位:12345

アメリカのSplashData社が、インターネットで多用されている「最悪なパスワード」2015年版ランキングを発表しました。
1位から5位までを参考のために記載してみました。

正直なところ、安直この上ないものです。
ちなみに4位のqwertyは、キーボードのqから右へ順に打っていくとこのスペルとなり、標準キーボードは「qwertyキーボード」とも呼ばれます。

半角大文字、半角小文字、数字を含めた8ケタ以上であり、個人として見た時に関連性の無いパスワードを設定されることをお勧めします。
使用できるようであれば、半角記号を含めると更にいいと思います。

国際的に見てもそうなのですが、特に日本では、様々なサイバーセキュリティに対応できる人材が不足しています。
そうしたことから、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)では「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」とコラボレーションを行い、啓発を行うことになりました。

普及啓発ポスター、特設ウェブサイト、コラボレーション漫画
このような様々な方向から、啓発を行っていくそうです。

普及啓発ポスターについては、企業、団体等(学校など)にも配布頂けるようですので、応募されてみては如何でしょうか。
http://www.jitec.ipa.go.jp/sg_collabo/

スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤ

関東地方は、雪の朝を迎えたみたいです。
私も関東で仕事をしていた時に感じたのですが、都会の雪に対する脆さは相当なものだなと思います。

弊社のある奈良県葛城市周辺は、比較的気温も高く、雪も降ることがありませんでした。
しかし、周辺には山も多く、夜間や早朝に峠越えをすることもあるため、車には「スタッドレスタイヤ」いわゆる冬タイヤを装着しています。

このスタッドレスタイヤ、路面凍結や一定量の雪道などで車を走行させるために必要なのですが、いくつかの注意が必要です。

1.スタッドレスタイヤが新品の場合
500Km程度の走行(慣らし運転)をしないと本来の効果を発揮しません。
一部の製品は、装着時から一定の効果を発揮するものもありますが、本来のスタッドレスタイヤとしての性能を引き出すには、通常の路面状態で500Km程度の走行をして一皮剥くことが必要となります。

2.スタッドレスタイヤの使用が3シーズンを超えている場合
スタッドレスタイヤは普通のタイヤ(夏タイヤ)と比較して、ゴムが柔らかく出来ています。
この柔らかさが、シーズンを越す毎に堅くなっていき、スタッドレスタイヤとしての性能を保持出来なくなってきます。
原則、3シーズン(3年)を超えたスタッドレスタイヤの場合は、一度、自動車ディーラーやカー用品店で確認をしてもらった方が安全です。

3.劣化
保管状態や経年劣化などにより、スタッドレスタイヤにヒビや亀裂などが入っている場合、そのタイヤを使用することができません。
また、普通のタイヤでチェックするスリップサインとは別に、スタッドレスタイヤには「プラットホーム」というサインが存在します。
そのサインが出ると、スタッドレスタイヤとしての使用はできません。

4.アイスバーンやミラーバーン
いわゆる「ツルツル」の氷面状態になっている場所では、さすがのスタッドレスタイヤもスリップする可能性が高くなります。

一番大切なのは
スタッドレスタイヤを装着しているからといって、その性能を過信しない事です。
また、場所によっては「タイヤチェーン」の装着が必要となる場合もあります。

皆様、くれぐれも安全運転を!!

十日戎

皆様、こんにちは。
カスタマーサポートエンジニアの古賀です。

十日戎

「商売繁盛で笹もってこい」
という掛け声でおなじみの十日戎が1月に開催されます。
9日は宵宮、10日は本戎、11日は残り福と、合計で3日間です。

「東の酉の市」「西の十日戎」と呼ばれ、関東の方であれば、酉の市をイメージして頂ければいいのではと思います。
七福神の恵比寿神のお祭りで、関西では「えべっさん」と呼ばれ親しまれています。

商売繁盛・家内安全の縁起物である福笹を神社で授与してもらい、福娘と呼ばれる女性たちに吉兆や子宝と呼ばれる縁起物を付けてもらいます。
小判や小槌、米俵、銭袋、鯛などさまざまな縁起物から好みの物を自由に何個でも付けられるのが楽しいところですが、種類により値段が決められているため、何個も付けていると、その分、お値段も必要になります。

「西宮のえべっさん」と呼ばれる西宮神社では、1月10日午前6時の開門と共に230メートル先の本殿を目指して駆け出し、3着までにゴールした人間が、その年の福男となります。
ニュースで毎年取り上げられるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、福男となっていますが、女性にも参加権があります。

「えべっさん」には、今まで一度も行く機会がありませんでした。
しかし、こういう商売を営ませてもらえた感謝の気持ちで、今年は、弊社代表と今宮戎神社へ繰り出す予定です。

シャレにならない人出ですので、迷子にならないようにしないとです。

決断

皆様、こんにちは。
カスタマーサポートエンジニアの古賀です。

本日は、私事の話となり恐縮です。

2016年1月5日17時31分。
私の母が、68歳にて亡くなりました。

スキルス性胃癌(ステージ4b)と診断されてから、3年を超えることはできませんでした。

30年ほど前に、父が脳梗塞で倒れ、母は働きづめの日々でした。
因果なもので、胃癌を患ったことで、母は僅かの「自由な時間」を手に入れる事ができました。
分かり得ることのできない苦しみとともに。

2015年1月1日
母は食事を口にすることを止めることを決め、私は、そのことをホスピス側に申し入れる決断を迫られました。
それまでも、一口や二口の食事になっていましたが、食事を止めることは、水分も止めることを意味しており、そこからは数日の命となることを理解していた中での決断でした。

それまでも、様々な決断を迫られることがありました。
どれもこれも簡単に決断できる事柄ではなく、悩みの中で、必死で決断をしなければならないことばかりでした。

その決断が良かったのか、悪かったのか。
いまでも思い悩むことが多分にあります。

母が亡くなった時、私は40歳でした。
あまりにも早い母との別れに、覚悟はしていたものの、どうにもならない気持ちで一杯でした。

しかし、様々な決断を行ったことは、正解であれ、間違いであれ、私の財産となっています。

これからも、様々な決断を迫られることになると思います。
でも、それらの決断ができる精神を母から貰いました。
かけがえのない、私の財産です。