街で目に留まり、パチリと取った写真を見ていて、気になり出した狸の置物。
お店の入り口や、個人の家の入り口などでよく見かけるけど、今更ながらに何か意味があるのかなぁ、と思い調べてみました。
予想通り、縁起物でした。
明治時代に陶芸家だった藤原銕造さんという方が作られたのがきっかけとなったようですね。
それ以前から狸は縁起の良いもの、とされてはいたようです。
「たぬき」という名前から、
「他の者を抜く」とか「他の者より抜きに出る」などといった語呂合わせ的も良い、とされる由縁の一つなようです。
写真のコは、赤いリボンをつけていますが、スタンダードな狸の置物には、
・笠
・顔
・目
・腹
・尾
・通帳
・金玉袋
・徳利
から構成されていて、「八相縁起」と言われ、その一つ一つに意味があるそうです。
恥ずかしながら、この歳で初めて知りました。
今度、小さいの買ってみようかな。