先日、知り合いの方から「お線香」と「蝋燭」が届きました。
1月5日が奈良の母の命日だったからです。
このお線香と蝋燭を送って下さった方を思い起こすような、柔らかい、温かい贈り物でした。
お線香は渋めのピンク色でとっても良い香りがします。
以前にも同じ物をいただき、今ちょうどそのお線香をあげています。
蝋燭はいただくことはそうないことでして、もしかしたら初めてかもしれません。
またこの蝋燭がなんだかとっても味わい深いのです。
時代劇に出て来るお殿様の部屋などで灯されている蝋燭の小さい版といった感じでしょうか。
炎の立ち方も違います。
蝋の減り方も違います。
柔らかい、暖かい印象の強い蝋燭です。
仏壇のある家に、お線香と蝋燭はかかせないものなので、非常にありがたいです。
実家にも仏壇がある家で育ったので、お線香の香りを嗅ぐと、ホッとします。
小さい頃は、芳香剤の香りのするお友達の家がうらやましくもありましたが、今は断然お線香の香りに惹かれます。
歳ですかね。