先日、大谷本廟へ参って来ました。
ここには、父の父、つまりはおじいちゃんと、民枝お母さんが分骨されています。
結婚をして、関西のお葬式に7回参列して来ました。
「土地土地でやり方は違う」
「宗派によってやり方は違う」
このことは、これまで散々聞かされてきたことでした。
自分達で葬式の1〜10までを行ってみて、その言葉が本当に身にしみました。
「分骨」に関しても、東京ではあまり一般的ではないように捉えていましたので、関西では基本的にすることが多いらしい、ということも初めて知りました。
四十九日に納骨、という流れが東京では多いのですが、こちらでは一つの区切りではあるものの、1年2年と手元にお骨を置かれている方のお話もよく伺いました。
また、お寺さんに毎月お経あげに来ていただくこともこちらへ来て初めて体験しました。
勝手な印象ですが、やはり関西の方が信仰心が厚いのかもしれないなぁ、と感じました。
少々話が逸れました。
そんな母の分骨、諸事情から危うく受け付けてもらえないかもしれない状況に一旦なりましたが、あちらのご配慮のおかげで、「今回は特別に」ということで、何とか無事納骨をさせていただきました。
そして今年も無事、大谷さんへ参ることができ、安堵しました。
参った後って、なんだか清々しいです。