私は虫がとてつもなく、苦手です。

とにかく、全般、大の苦手です。

小さい頃から、田舎が苦手だった理由は2つありました。

・虫とよく遭遇するから
・ボットン便所の所が多いから

「避けているものは、やってくる」
という言葉がありますが、しみじみその言葉を痛感する今日この頃です。

奈良での暮らしで、それ程困ったことは今のところないのですが、
強いて言うならば、東京で見慣れない虫や、虫との遭遇頻度が高まったことです。

名前は知らない、足がめちゃくちゃたくさん生えていて、本気を出すと、逃げ足が速い虫。
カメムシ。
大きい蛾。
大きい蜘蛛。
etc

まるで、虫アンテナがあるかのごとく、家族の誰よりも先に気づいてしまう私です。
しかも、そういう時に限って、1人のことがしばしばあり、悲鳴を上げながら、殺虫剤を噴射します。

旦那さんに悲鳴を上げながら「殺して！」というと、いつも決まって「そんな、怖がらなくても。」とか「害虫を食べてくれるんだよ。」とかと、うんちくめいたことをボヤきます。
正直、耳タコです。
そんなこたぁ、どうでも良いんです。
ちゃっちゃと、どうにかしてほしい訳です。

そうして、先日はとうとう我が家のトイレに、トンボが狂ったように飛んでいました。

なぜ？トイレに？トンボが？
理解不能です。

慌てて、扉を閉めて旦那さんに助けを求めたところ、「えっっ？マジで？うそ！すげぇ！」と、目を輝かしてトイレに向かって行きました。

後になって、自転車で作業に出ていた旦那さんに止まったトンボが、仲良くトイレに入ったのでは？という推測を立てました。
そして、また私が一番に遭遇した訳です。

虫さん、ごめんなさい。
なかなか共存は難しそうです。