ネットワーク

先日、弊社ネットワーク環境を再構築しました。
プライベートIPアドレスのクラス変更(アドレス変更)を行ったんです。

IPアドレスには「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」というものが存在します。

「グローバルIPアドレス」とは、インターネット(外向け)に接続するために必要となるもので、簡単にいうと「住所」みたいなものになります。
固定IPアドレスというものを申し込んでいない限り、基本的には契約しているプロバイダから貸与されていて、何かしらのタイミングで変更されることがあります。

「プライべートIPアドレス」とは、内向け(宅内、社内、出先の環境など)の機器を使用するために必要となるもので、定められている範囲のIPアドレスを使用します。
基本的に、ルータに内蔵されていることの多いDHCPという機能で、自動的に貸与されていますので、何も気にすることなく使用することが可能です。

と、ややこしい話をしていますが、要は「インターネットを使用するのに必要不可欠なもの」がIPアドレスなんです。

今回、弊社ネットワークの「プライベートIPアドレス」が全て変わってしまいました。
DHCPで自動取得するなら話は早いのですが、流動的な値になると困ることが多いので、ほとんどの機器(NAS、サーバ、プリンタなど)には、プライベートIPアドレスを固定値で割り振っています。

また、外部から安全に内部へ接続するためにVPNを使用しているのですが、その設定にも変更が生じます。
※接続先のVPNルータの設定もそうですが、接続元の各端末(パソコンやスマートフォンなど)の設定も全て変更する必要がありますので。

今後、ネットワーク設定に変更が生じても、同一クラスであれば、再設定の必要がないように考えながらの作業でしたので、再設定に「そこそこの時間」を要してしまいました。

ネットワークは非常に奥が深いものです。
適切な設定を行っていないと、様々な問題が生じる可能性があり、外部(場合によっては内部)からの攻撃にも弱くなってしまうこともあります。

ネットワーク診断やアドバイス、適切な設定なども行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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