格安SIMに移行していいの?(スマートフォン編その2)

本日は「スマートフォン本体」の続きです。

ASUS・freetel・HTC・Huawei・Motorola(Levono)・Xiaomi・ZTEなどなど
これ、実はスマートフォンのメーカー名なんです。

FUJITSU・SHARP・SONY・Samsungなどといった、3大キャリアがスマートフォンのラインナップとして挙げているメーカーのSIMフリースマートフォンは、ほとんど販売されていないのが実状です。

今回挙げた一部のスマートフォンメーカーは、耳なじみは薄いかもしれませんが、国際的に見れば有名なメーカーが多いのです。
格安SIMを使用される場合で、スマートフォンを新規に購入される場合は、こういったメーカーの製品になることが多いのですが、スマートフォンを購入するうえでの注意点をご説明します。

・防水、防塵に対応していない場合が多い
→3大キャリアで販売されているスマートフォンは、防水や防塵といった機能がついている場合が多く、場所や環境に左右されることなく使用できることが多いのです。
格安SIMを使用する場合のスマートフォンには、そういった機能がついていない場合が多いので、使用される際には十分にご注意ください。

・おサイフケータイ(FeliCa)に対応していない場合が多い
→スマートフォンをかざして決済を行ったり、ポイントなどを付与したり、鍵などの代わりに使用できる「おサイフケータイ(FeliCa)」。
格安SIMを使用する場合のスマートフォンには、そういった機能がついていない場合が多いので、使用される際には十分にご注意ください。

スマートフォンとして見た場合、性能などで劣ることはありません。
勿論、価格や搭載されているCPUの性能やメモリ量などで左右されることはあるのですが、一概に「安かろう悪かろう」とも言えないことがあります。

インターネットのECサイト(商取引サイト、お買い物ができるページといったほうが分かりやすいですね)や家電量販店など、様々な場所でスマートフォンの本体が売られていますが、一つ、購入するうえでの注意があります。
それは「並行輸入品」を購入する場合です。

並行輸入品とは、海外の仕様で作られた製品をそのまま日本国内に輸入している場合が多く、日本の規格にそぐわない場合があります。
それだけならいいのですが、一番大きな問題は「技適マーク」の有無です。

技適マークがついていないスマホなどの無線機器を使用すると電波法違反となる場合があり、一年以下の懲役又は100万円以下の罰金、また重要無線通信妨害と判断されると五年以下の懲役又は250万円以下の罰金となります。

国内大手キャリアやMVNOはしっかりと技適マークがついているものを販売していますが、海外市場には技適マークがあるのかないのか不明な一方で、日本国内では発売されていない魅力ある端末がたくさんあります。
スマートフォンを選択する際は、いくつかの注意点を考慮したうえで、ご自身に合った1台を選んでくださいね。

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