お暑うなりました。
早くも「夏バテ気味」という方もおられるのではないでしょうか?
CPU = 60~65度
HDD = 40~45度(4本の平均値)
この数値は、昨日(2016年7月3日)の弊社に設置しているNASの平均温度です。
18時時点で、36.2度という気温になっていた場所に設置しています。
CPUは80度~90度ぐらいまであれば、動作します。
しかし、HDD(ハードディスク)は、50度を超えると故障率が跳ね上がります。
部屋の温度は意外と高くなるもので、実際に温度を計測してみるとビックリ!という結果になることがあります。
また、日光の当たり具合や風の通り具合、建物の向きや内部構造など、様々な条件で変わってしまうものです。
・なるべく涼しい部屋に設置する
・暑い場所であれば、扇風機などを使って風を当ててみる
と、いったような対策を講じることが必要になってきます。
今回はNASの温度を取り上げてみましたが、パソコンやサーバーにも同じことが言えます。
また、スマートフォンも炎天下などで使用すると、熱暴走などが生じやすくなったったり、バッテリーへの負担が大きくなります。
小さい筐体に様々な技術を詰め込んでいますし、ゲームなどでCPUやGPUを酷使する場合は、熱の上がり方も結構なものになってきます。
つまり、炎天下でなくとも、気温の上昇によってトラブルが発生しやすくなるものです。
熱くなったスマートフォンをクーラーなどの風を使って強制的にクールダウンされる光景を目にしますが、急激に冷却すると内部に結露が生じ、これまたトラブルの元になってしまうことがあります。
扇風機などを使う、もしくは、木陰や比較的涼しい場所で温度が下がるまで放置するなど、極端にならない対策が必要です。
人間がバテてしまうような環境では、コンピュータもバテてしまうものと考えてもらえればと思います。