2つのカメラ

スマートフォンは、技術的にある程度の成熟期を迎えているようで「独自機能」に特化した進化へとシフトしているようです。
 
先日、発表されたスマートフォンの中で「カメラが2つある」スマートフォンがあります。
 
これは、メインカメラとして、横並びにレンズを2個搭載しているんです。
 
片方のレンズは1200万画素のRGBセンサーを搭載しており、もう片方のレンズは1200万画素のモノクロセンサーを搭載しています。
RGBセンサーが色情報、モノクロセンサーが形状や輪郭のディテールを取得して、2つのセンサーから得た情報を合成して1枚の写真に仕上げる仕組みのようです。
 
この特別な仕様によって、奥行き感のある写真が撮影でき、また、超高速なAFも実現しているみたいですよ。
 
また、深度(被写界深度)計算専用のISP(イメージ シグナル プロセッサ = Image Signal Processor)を世界初として搭載しているそうです。
これによって、ソフトウェアによる深度計算と比べて約2倍も高速に画像処理が可能となって、また、ISPを搭載することによって、超高速なAFにも貢献しているのだそうです。
 
こうなってくると、スマートフォンというよりも、高性能なコンパクトカメラだなと感じてしまいます。
 
一方、安価(と言っても、基本性能はそれなりに良くて、日常で使用する分には問題ありません)なスマートフォンやバッテリーの持ちを考慮(大容量充電池の搭載など)したスマートフォンなど、様々なラインナップがあります。
「これっ!」という1台に巡り合うのは、なかなかに難しいものですが、選択時には、様々な側面を考慮して選ばれるのも一考かと思います。

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