弊社では業務上で画像を扱います。
写真撮影も行なっており、ご依頼を頂いた際は「一眼レフカメラ」と「数本のレンズ、スピードライト、三脚」など、撮影に必要となる機材をオフィスの保管庫から持ち出します。
写真(画像)データは、自社で立ち上げているファイルサーバーとNASに保管しております。
データが消えない事、および、外部流出しない方法で保管をしています。
一眼レフカメラやレンズなどは、湿度調整を行える密閉した入れ物に入れて、ある程度一定の温度で保管しています。
※当然、使用前や使用後のメンテナンスも行なって、最良の状態にした上で使用や保管を行なっています。
「カメラは消耗品、レンズは一生物」と言われます。
アナログカメラであればいいのですが、デジタルカメラは経年劣化などで部品に問題が生じる可能性が高く、買い替えが必要になります。
レンズは、正しい使用や保管をしていれば、一生、と言いますか次の代へ引き渡す事も可能です。
※デジタルカメラ用レンズは、手ぶれ補正機能やオートフォーカス機能がレンズ自体に内臓されており、そういった機能は失われるかもしれませんが、単純にレンズとして使用可能です。
保管方法に問題がある、例えば、高温多湿の場所に放置していたり、手入れが悪く汚れた状態で放置していたりするとレンズ内部に「カビ」が発生します。
また、物理的に落としたり、ぶつけたりした場合、破損する可能性もあります。
カビは、レンズメーカーやカメラ専門店に「カビ取り」を依頼すれば、かなりの確率で除去する事が可能です。
ただ、費用は掛かりますし、取りきれないカビがあったり、カビなどによって腐食している場合は、どうにもならない場合もあります。
破損した場合、修理が可能ですが、レンズや絞りなどが精密に組み込まれた機器のため、完全に元に戻らない場合もあります。
今回は、カメラとレンズを例にしましたが、様々な機器を使用される際、気を遣われる事が多いと思います。
しかし、それ以上に手入れや保管が重要であり、それを怠ると、いざという時に泣かなければならなくなるという可能性がある事をご考慮いただければと思います。