ジャンピングスタート

本日は「お休み」の方もおられる事かと思いますが、弊社休業期間のお知らせをいたします。
5月3日(火曜日)~5日(木曜日)は、休業とさせて頂きます。
また、5月6日(金曜日)、5月7日(土曜日)は、誠に勝手ながら「臨時休業」とさせて頂きます。
5月9日(月曜日)からの営業となりますが、お問い合わせなど、休業中でもご対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。
※休業中のご返信は、お時間を頂戴しまう事をご了承下さい。

いつもは車庫においているけど、こういった連休には車を使って帰省やドライブをされる方もおられるのではないでしょうか。
そこで今日は「豆知識」的なお話をしてみようと思います。

「ジャンピングスタート」という言葉をご存じでしょうか?
車のバッテリーが上がってしまった場合に、他のクルマから電気を一時的に分けてもらってエンジンを始動させる事を言います。

最近の車は「アイドリングストップ」機能が付いていたり、スマートフォンやタブレットの充電など、バッテリーを酷使する事が多くなっています。
チョイ乗り(数Kmの距離しか走らない事)や長期間、車に乗らないでいるなど、バッテリーが放電しやすい状況になっている事も少なくありません。

こんな状態で車を使用していると、セルスターターを回すための電源が無くなって、結果、エンジンが掛からなくなってしまいます。
※当然、バッテリーやベルトなど部品の経年劣化、バッテリーの容量不足、ライトの消し忘れなど、理由は様々なのですが。

真夏や真冬(主にお盆や正月)にバッテリーが上がる事が多いという結果があるのですが、実は、このゴールデンウィークもバッテリー上がりが多く発生する時期です。
※最近ではシルバーウィークもバッテリー上がりが多く発生する時期なのだそうです。

前述しましたが、車のバッテリーが上がってしまった場合、他のクルマから電気を一時的に分けてもらってエンジンを始動させる事が可能です。
しかし、それには「ブースターケーブル」と「協力してくれる車(人)」が必要です。

意外とブースターケーブルを車に積んでいない方が多く、バッテリーが上がった時に協力してくれる方を見つけにくい(頼みにくい)事もあります。
また、ご自身の車と協力してくれる車に開き(例:自身が4000CCの自動車で、協力してくれる方が660CCの軽自動車など)があったり、何かしらの問題があったりで、ジャンピングスタートが出来ない場合があります。

最近の任意保険には「ロードサービス」が付帯されており、その権利を行使する事も可能ですが、なにぶんにも時間が掛かります。
トラブルによる出動件数が増えるため、通常より時間が掛かってしまう事が多いそうです。

こういう時のために「ポータブルジャンプスターター」という物が存在します。
スマートフォンやタブレットを出先で充電するために使う「モバイルバッテリー」を大きくしたようなもので、バッテリー端子を挟むクリップが付いています。
これを使用する事によって、他の車に頼る事なくジャンピングスタートが可能となります。

5,000円前後から売られているようですが「ご自身の車をジャンピング出来る最大容量を備えているか」と「安全製」をご確認頂いた上での購入をお勧めします。
また、ジャンピングスタート後は出来る限りエンジンを切らず、早急にバッテリーや電源周りの点検を依頼する事をお勧めします。

6ヶ月毎の点検を受けていても、トラブルが発生してしまうもの、それが自動車です。
「転ばぬ先の杖」ではないですが、楽しい旅行やドライブをするために、用意をしておく事も一つでは?と思います。
※もちろん、ガソリンスタンドやカー用品店での簡易的チェックだけでも受けておけばと思いますが、それでもトラブルは避けられない事が往々にして存在します。

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