さて、昨日は「リモートでパソコンを操作する」お話を書きました。
一昨日は「リモートデスクトップ」のお話を書きました。
簡単に「パソコン」に絞ってお話をしてみましょう。
外出時に「持ち出し用パソコン」を持ち歩いておられる方も多いかと思います。
その中に「個人情報」は入っていますか?
パソコン自体やハードディスクドライブ(SSDなどを含む)は「パスワード」で保護する事が可能です。
しかし、万が一盗難にあって、ノートパソコンを分解して、ハードディスクドライブ(SSDなどを含む)を取り出し、内容を解析されたら。
残念ながら「完全なセキュリティ」というものは存在しないのが現状です。
だったら、一切の個人情報を外出で使用するパソコンに置かない(入れない)運用は如何でしょう?
VPN(Virtual Private Network)という技術があります。
インターネットに接続されている利用者の間に、仮想的な通信トンネルを構成したプライベートなネットワークのことです。
VPNを利用していない場合、インターネット上には盗聴、改ざん、なりすまし等の脅威が存在し、データのやり取りを行う際のセキュリティが著しく低下して、データの流出などにつながります。
持ち出し用パソコンを、VPNを使用して自宅や社内へ接続することで、一定の安全を確保することができます。
そして、自宅や社内のパソコンやNASに接続して、そこからデータを得ます。
作業後は自宅や社内のパソコンやNASにデータを戻し、持ち出し用パソコンにデータが残らないようにします。
万が一盗難にあって、ノートパソコンを分解して、ハードディスクドライブ(SSDなどを含む)を取り出し、内容を解析されても、個人情報は存在しないので安心です。
各種設定は、変更することによって対処が可能です。
運用方法の立案から、運用に対する構築、定期サポート(単発、突発的サポートを含む)など、幅広く、ご相談や作業を承っておりますので、まずはお問い合わせ下さい。