リモートデスクトップ

さて、昨日は複数台のスマートフォンやタブレットを使用しているお話を書きました。
本日は、タブレットのお話です。

タブレットは、基本的に配信動画の観賞用になりつつあります。
※torne mobile(nasneの録画データ観賞用ソフト)、Hulu、Amazonビデオなど。

しかし、一番の用途は「リモートデスクトップ」です。

「リモートデスクトップ」とは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで、WindowsOSが稼働しているパソコンやサーバーにアクセスして、そのWindowsを操作できる仕組みの一つです。
画面的には該当のWindowsがそのまま表示されており、それなりの回線と設定方法で、スムーズに操作が行えます。
※シャットダウンや再起動を行う場合など、一部の操作を行うには、ちょっとした工夫が必要であったりします。

Windowsで説明すると「ProfessionalやPro」と名の付くOSには「リモートデスクトップ」という機能が搭載されています。
Professionalの上位である「Ultimate」や、企業用の「Enterprise」にも、「リモートデスクトップ」という機能が搭載されています。
※「Home」と名の付くOSには「リモートデスクトップ」という機能存在しません。
AndroidやiOSには「RD Client」という接続用アプリがMicrosoft社から提供されており、それを使用する事で、パソコンをリモートで操作する事が可能となります。
外出先の場合、VPN等で宅内LANや社内LANへ接続する事で、使用する事ができます。

パソコンがシャットダウンされていても「Wake On Lan」という機能がLANに付いていれば、リモート起動する事も可能です。
※「Wake On Lan」に関しては、また明日。

スマートフォンでも「リモートデスクトップ」は使用可能なのですが、何せ、画面サイズが小さいので、非常に見にくいし、操作もしにくいです。
その点、タブレットであれば、画面サイズが大きいので、その分、使用しやすくなります。
※Nexus7は7インチの画面ですが、いまのところ「見る」と「操作」には問題ありません。

まぁ、結局のところ、本格的に作業するのであれば、直接、パソコンを操作する、もしくは、ノートパソコンから「リモートデスクトップ接続」を行ってしまうのですが…
でも「あの内容がパソコンに入っているんだけどな」という確認などには非常に重宝します。

ちなみに。
ChromeリモートデスクトップやTeamViewer、VNCなど、「Home」と名の付くOSでもリモート接続を可能とするソフトウェアがあります。
※商用利用は有料であったり、問題のあるソフトも多数存在しますので、使用には、くれぐれもご注意下さい。

パソコンやサーバーにリモートで接続したいなど、幅広く、様々なご相談や作業を承っておりますので、まずはお問い合わせ下さい。

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