フェーズとは、プロジェクト全体に対してそれよりも小さな期間・規模でプロジェクトを区切った単位として用いられます。
プロジェクトは個別に実施されるため、絶えず不確実性を伴っているものです。
こうしたプロジェクトの不確実性を回避し、日常業務とプロジェクトマネジメントを結びつけ組織能力を高めるために、プロジェクトはいくつかの適切なフェーズに区分して実施しなければなりません。
私達の業界では、この「フェーズ」という言葉をよく使います。
プロジェクトに対して段階をもうけて、その段階毎に「成すべき事」を行います。
これは、災害時の対応においても同じ事が言えると思っています。
被災された方が「いつ、何を、どのように、どのような形で」必要とされているのか。
それは、発生後の時間や期間によって変わってきます。
また、落ち着かない時は情報が錯綜して、本当に必要な物が、本当に必要な場所、人に届かない事が往々にして発生します。
状況に応じて、様々な支援ができます。
とにかく、被災地の「ご迷惑」にならない配慮は必要ではないでしょうか。