ITを生業にしている関係上、スマートフォンには「お客様情報」が入っている時があります。
そうでなくても、お仕事で使われてらっしゃる方のスマートフォンには、多かれ少なかれ「お客様情報」が存在するのではないでしょうか？

先日、スマートフォンを修理に出す際、一番気を遣ったのが「データ消去」です。
万が一、流出すればシャレにならない事態に発展します。

初期化はもちろんの事、専用のシステムを使用して、データ記憶領域の情報を完全に消去した上で、修理に出しました。

修理に出すと「代替機」が貸し出されますが、さすがに代替機の中に情報を入れる訳にもいきません。

以前、弊社代表が使用していた「iPhone5」を検証用として使っていました。
とりあえず、外出先でのデータ確認はiPhone5にするか！と思い立ち、セッティングを行いました。

普段、使用しているものがAndroid系ばかりなので、戸惑う事も多かったのですが、2週間の間、非常にお世話になりました。

スマートフォンが修理から戻ってきて、セットアップやデータの戻しを行い、1台で完結できるようになったのですが、現在、iPhone5を併用しています。
それまで、ちゃんとiPhoneを使用した事が無かったのですが、Android系には無い仕組みや、便利に利用できるところもあり、このまま併用して使い続ける事にしました。

どんなものでもそうですが「得手不得手」というものがあります。
また「同じような事」はできても「同じ事」はできない事も往々にしてあるものです。

そういった事を考慮した選択も必要ではないでしょうか。
「万能」なものは、なかなか存在しないものです。